パソナが始めた「自律型AI代行サービス」に見る時代の変化
2025年3月26日付の日本経済新聞によると、パソナグループはAIが自律的に作業を行う「AIエージェント」を活用し、企業のオフィス業務を代行する新サービスを開始すると発表しました。
このサービスでは、AIが人の指示を待つのではなく、自ら判断して業務を遂行することが可能です。
第一弾の活用先としてはコールセンター業務が想定されており、2026年3月までに金融・通信・小売業などの中堅・大手企業20社からの受注を目指すとのことです。
これは、従来の「RPA(定型作業の自動化)」や「チャットボット」とは一線を画す進化であり、
“自律的に動くAI”が本格的に現場で活用され始めたことを示す象徴的なニュースです。
AIが求めているのは、“意味が伝わるデータ”
多くの経営者が、「うちにはデータがあるから大丈夫」と考えています。
確かに、売上データ、顧客リスト、在庫情報など、Excelやクラウドで管理された“数字としてのデータ”は整っているかもしれません。
しかし、AIが動くためには、“意味がわかる言葉”での情報が不可欠なのです。
参考になるのが、こちらの記事:
AI導入の前に知っておきたい、AIにとって“良いデータ”の話(ヒューマック)
データベースとAIにとっての「データ」の違いとは?
項目 | データベースのデータ | AIにとってのデータ |
---|---|---|
形式 | 表形式、数値が中心 | 自然な文章、文脈 |
目的 | 正確に記録・管理 | 意味を理解して推論 |
特徴 | 形式に厳格、定型的 | 曖昧な表現もOK、柔軟 |
例 | 顧客名簿、売上表 | 対応マニュアル、Q&A、会話録 |
どんな“準備”をすればいいのか?
自律型AIに「あなたの会社のやり方」を理解してもらうには、
以下のようなデータ準備が有効です。
- 📄 手順書やマニュアルを自然な日本語で作成
- 🗣 社長やスタッフの“やり方”を音声で記録→文字起こし
- 🧾 よくある質問(FAQ)をQ&A形式でまとめる
- 📁 フォルダ構成やファイル名に意味を持たせる(例:「顧客対応_2024マニュアル.docx」)
特別なシステムは必要ありません。
あなたの「頭の中の知恵」を、誰でも読める言葉に変換することが第一歩です。
✅まとめ:AI時代に必要なのは「意味を伝える力」
- ✅ 数字ではなく「意味がわかる文章」で情報を残す
- ✅ 自律型AIは“あなたのやり方”を学ぶ存在
- ✅ 今こそ、自社の知識を“言葉で整理”するチャンス!
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